トラベルeSIMは、日本で使うネット手段の中でいちばん身軽な選択肢です。SIMの入れ替えも、カウンターの行列も不要。ただし、お使いのスマホが実際にeSIMに対応していて、SIMロックが解除されていることが条件です。このチェッカーなら約30秒で確認できます。メーカーと機種を選ぶ(検索も可能)と、「対応」「非対応」「販売地域による」の3つの判定のいずれかが表示されます。最後の判定が特に重要で、同じ機種でも販売された国やキャリアによってeSIMの有無が変わることがあるのです。チェッカーのデータベースにはApple、Samsung、Google、Xiaomi、OPPO、ソニー、モトローラ、ファーウェイなど約165機種を、メーカー公式仕様に基づいて収録しており、最終確認は2026年7月です。リストにない機種でも、下記のセルフチェックガイドを使えばダイヤルコードひとつで1分以内に確認できます。
日本旅行でeSIM対応が重要な理由
eSIMはスマホ本体に内蔵されたSIMです。到着後に物理SIMを探し回る代わりに、オンラインでプランを購入し(日本向けはパートナーショップesim-pin.comで販売しています)、QRコードを読み取れば、着陸した瞬間からデータ通信が使えます。SIMピンも不要、ホテルで自国のSIMを紛失する心配もありません。
落とし穴は、eSIM対応がすべてのスマホに当てはまるわけではないことです。2018年以降のフラッグシップの多くは対応していますが、廉価モデルや古い端末、そして最も紛らわしいのが、特定の国・キャリア向けの地域限定バリエーションです。自分のスマホにインストールできないeSIMを買ってしまうのは、トラベルeSIMで最も多い(そして最も避けやすい)失敗で、それを防ぐのがこのチェッカーの役目です。3つの判定の意味は次のとおりです。
- 対応 — この機種はすべてのバリエーションでeSIM搭載。安心して購入できます。
- 非対応 — どのバリエーションにもeSIMなし。下記のポケットWi-Fiの代替案をご覧ください。
- 販売地域による — 一部の地域版のみeSIM搭載。購入前に30秒のセルフチェックを必ず行ってください。
30秒でできるセルフチェック
iPhone・Android共通で最速の方法は、電話アプリで *#06# をダイヤルすることです。識別番号の画面が表示され、そこにEID(32桁の番号)があればeSIMハードウェア搭載の証拠です。EIDがなければ、基本的にeSIM非対応です。
設定画面でも重ねて確認できます。
- iPhone:設定 › モバイル通信。「eSIMを追加」の表示があれば対応です。
- Galaxy:設定 › 接続 › SIMマネージャー。「eSIMを追加」ボタンがあれば対応です。
- その他のAndroid:設定 › ネットワークとインターネット › SIM(文言は機種により異なります)— SIMの追加・ダウンロードの項目を探してください。
SIMロック — 海外でeSIMが使えなくなる盲点
eSIMハードウェアが完璧でも、自国キャリアのSIMロックがかかったままのスマホは海外のeSIMを受け付けません。実はハードウェア非対応よりもこちらでつまずく旅行者のほうが多いのです。出発前は何も問題なく見えて、到着後に日本のeSIMがアクティベートできず初めて気づくためです。
サポートチャットでよく見る典型例が2つあります。ひとつはS23世代より前に韓国キャリアで購入されたGalaxy — グローバル版にはeSIMがあっても、韓国キャリア版にはそもそも搭載されていません。もうひとつは中国本土で購入されたiPhoneで、現地の規制により全世代がeSIMなしで出荷されています。どちらかに当てはまる場合は、ポケットWi-Fiで計画するのが確実です。
ロック状態の確認は簡単です。iPhoneは設定 › 一般 › 情報 › SIMロックで「SIMロックなし」と表示されれば解除済み。Androidはキャリアに問い合わせるか、別キャリアのSIMを挿してみれば分かります。SIMフリーで購入した端末や支払いが完了した端末はほぼ問題なく、必要ならキャリアが無料で解除してくれます。出発前に済ませておきましょう。
お使いのスマホがeSIM非対応だったら
eSIM非対応でも日本の旅に支障はありません。道具を変えればいいだけです。無制限ポケットWi-Fiは通常のWi-Fiで接続するため、SIMロック端末でも、eSIMのない古い機種でも、中国版のバリエーションでも、文字どおりどんなスマホでも使えます。設定はゼロ。電源を入れてネットワークにつなぐだけです。
KEICALLは無制限5GポケットWi-Fi(Galaxy 5G Mobile Wi-Fi)を1日590円 — 現在は20%割引で1日472円 — でレンタルしています。1台で最大10台まで接続できるので、ノートPCやタブレット、同行者の分まで1件のレンタルでカバーできます。受け取りは新宿オフィスでのピックアップ、ホテル配送、自宅配送から選べます。なお、空港カウンターは運営していません。
出発前に確認できない「販売地域による」判定の機種や、eSIM対応と非対応の端末が混在するグループにも、正直なところこちらをおすすめします。
データの根拠と更新頻度
チェッカーのデータベースは約165機種をカバーしています。iPhoneはXS以降の全機種(中国本土版を除きすべて対応)、GalaxyはS20世代から地域別の注記付きで収録(S23以降は韓国キャリアモデルを含む全地域で対応)、Google PixelはPixel 3から(日本キャリア版Pixel 3を除く)、Xiaomiは13T以降のグローバルモデル、OPPOはFind X3 Pro以降と日本のReno Aシリーズ、ソニーはXperia 10 III Lite以降、モトローラは2019年のrazr以降、ファーウェイはP40・Mate 40世代のみ、これにNothing・OnePlus・シャープの一部モデルを加えています。
すべての項目は、ユーザーフォーラムではなくメーカー公式の仕様ページを根拠にしています。データの最終確認は2026年7月で、新機種の発売に合わせて四半期ごとに再点検しています。リストにない機種は、まだ収録できていない地域限定・廉価モデルであることがほとんどです。上記の *#06# セルフチェックを試すか、正確な型番をカカオトークで送っていただければ、こちらで調べてお答えします。
メーカー別eSIM対応まとめ — データ基準2026年7月
| メーカー | eSIM対応範囲 | 注意点 |
|---|---|---|
| Apple | iPhone XS(2018)以降の全機種 | 中国本土版はeSIM非搭載 |
| Samsung | Galaxy S23世代以降は全地域対応 | S20〜S22・初期折りたたみは地域差あり、S23以前の韓国キャリア版はeSIM非搭載 |
| Pixel 3以降 | 日本キャリア版Pixel 3はeSIM非搭載 | |
| Xiaomi | 13T以降(グローバルモデル) | 中国国内向けモデルはほぼ非搭載 |
| OPPO | Find X3 Pro以降、日本のReno Aシリーズ | その他のラインは地域による |
| ソニー | Xperia 10 III Lite以降 | 旧型Xperiaは物理SIMのみ |
| モトローラ | razr(2019)以降 | — |
| ファーウェイ | P40・Mate 40世代のみ | 以降のモデルはeSIM非搭載 |
よくある質問
このチェッカーの利用に登録は必要ですか?
いいえ。アカウントもメールアドレスも不要。当社の機種データベースを照会するだけのシンプルなツールで、私たちの本業はポケットWi-Fiのレンタルであって、データ収集ではありません。
SIMが2枚入るスマホです。デュアルSIM=eSIM対応ですか?
必ずしもそうではありません。特に中国・東南アジア向けモデルには、物理SIMスロット2つのデュアルSIMでeSIMが一切ない機種が多くあります。*#06# をダイヤルして、32桁のEIDがあって初めてeSIM対応と言えます。
EIDとは何ですか?
eSIM IDのことで、スマホに内蔵されたSIMチップを識別する32桁のシリアル番号です。*#06# でEIDが表示されればeSIMハードウェア搭載の証拠で、開通時にこの番号の提示を求めるeSIM事業者もあります。
判定が「販売地域による」でした。どうすればいいですか?
セルフチェックをしてください。*#06# でEIDの有無を見て、設定に「eSIMを追加」の項目があるか確認します。両方クリアし、SIMロックも解除済みなら使えます。どちらかがダメなら非対応とみなして、ポケットWi-Fiを借りるのが安全です。
中国本土や香港で買ったiPhoneですが、eSIMは使えますか?
中国本土版は使えません。全世代がeSIMなしで出荷されています。香港・マカオ版は機種によって異なり、eSIMの代わりに物理デュアルSIMを採用したモデルが複数あるため、必ずお手元の端末で *#06# チェックをしてください。
日本のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホでもトラベルeSIMは使えますか?
最近の機種はほぼeSIM搭載で、2021年10月以降に日本で販売されたスマホは規制によりSIMフリーで販売されています。それ以前の端末はSIMロックが残っている場合がありますが、キャリアに申し込めば無料で解除できます。既知の例外がひとつ:日本キャリア版のPixel 3にはeSIMがありません。
日本のeSIMを使いながら、自国のSIMも有効にしておけますか?
はい、それこそがeSIMの大きな利点です。自国の番号を1回線目に残して通話・SMSを受けつつ(ローミング料金には注意)、日本のeSIMをデータ回線に指定すればOK。iPhoneも最近のAndroidも、どの回線でデータを使うか選べます。
リストに自分の機種がありません。もう無理でしょうか?
そんなことはありません。リストは主要な約165機種ですが、eSIM対応機種はもっと多く存在します。*#06# でEIDを確認するか、正確な型番をカカオトークで送っていただければ、こちらで確認いたします。
対応を確認できたら、日本のeSIMを準備
パートナーショップesim-pin.comで日本向けプランを選び、出発前にWi-Fi環境でインストールしておけば、着陸した瞬間からデータ通信が使えます。もし非対応だった場合も、1日472円からの無制限ポケットWi-Fiがどんなスマホでも設定なしでカバーします。